morurumoru’s diary

もるもるのブログです、はい

脱サラ離島(久米島)生活始めました

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はじめまして、もるもるです

突然だけど、

 

サラリーマンやめて、東京から久米島にやってきました。

 

もう少し書くと、

 

教育に興味→教育系国際NPOで研修なりなんなりやる→日本の教育格差すごいと知る→会社やめる→久米島で教育やりませんかってお誘い頂く→やりましょう

 

こんな感じ。

高校魅力化プロジェクトっていうものがあって。

っていうか教育格差自体が都会に住んでる人にはなんのこっちゃ、って話だわね。

 

あ、ちなみに。

久米島沖縄県の島の1つです。

写真の通り、海が超絶びゅーちほーな場所ですね。

映画館もボウリング場も本屋もないけど自然はすごいよ。

あ、コンビニはファ○リー○ートが2軒もある。「も」←ここ大事

 

話戻して、教育格差、ってのは。

ざっくりいうと子供たちの学習や進学の差、かな。

どういうこっちゃ。

 

もう少し書くと。

 

離島や山村、僻村で学校がない→学校ある地域に家族で引っ越す

→生産世代(親)が地域からいなくなる→起業も企業もなくなる→地域の収入が減る

→教育にお金が回らなくなる→先生と学校がなくなる(以下ループ)

 

ループのスタート地点はどこでもいいんですが、これがはまると延々と悪循環。

 

高校魅力化っていうのは、高校存続と地域の存続プラス発展を目指したもの。

簡単に言うと、教育を魅力的なものにして入学してもらおう、地域も一緒に発展しようかー、みたいな。

 

でも悪循環にもなるよね。

仕事なければ食べていけないし。

都会の方が便利だし、ファッションも遊びもお洒落なお店もある。

色んな人がいるし、刺激もあるし、病気になったら病院もある。

 

離島や山村、僻村はそうはいかない。

学校の先生だって人間だもの、衣食住環境揃ってる都会に行きたがる。

 

よく東京一極集中とか言われてるけど、東京じゃなくても教育環境は都会の方が圧倒的にいい。

でもね、上記のような悪循環をやってたら誰もいなくなる地域ができてしまう。

 

それでもいいじゃない、って考える人もいるかもしれない。

だって住みたいからわざわざそんなとこに住んでるんでしょ、って。

地域の伝統、工芸や行事といった文化は記録化したりして残せば?って。

 

うーん、困った。

伝統に価値を見出さない人に説明することって難しい。

 

そうだなあ。

例えば、日本は島国よね。領海とか二百カイリの経済水域とかとても大事。

住む人がいなければ、そこはただの無人島。

ニュースにもなったけど、2017年3月までに政府が国有化した無人島はたくさんあって。

有人島なら住人がいるけど、無人島は管理を国がやる。

無人島が増えれば増えるほど管理は難しい。

国境に近い離島なんか国防の話になってくる。

 

海洋資源と領土保持のために人を雇って住んでもらう?

それも大変。

 

山村僻村だって。

全くの空白地帯ができてしまったら、どんな人や集団がそこにいても誰もわからない。

全ての管理を国が行うことはとてもとても難しい。

 

だからできるだけ地域を残したい。

以上例えばの話。

 

 

 

個人的な話をすると、

才能あふれる未来のアインシュタインやらエジソンやら平賀源内やらが、教育を受けられずに、その才能を開花させられないのは人類の損失だなあって思う。

 

教育格差は容易にそれを現実にしてしまう。

 

経済的に余裕がある家庭で生まれ、乳幼児からハイレベルな教育環境を持っていた子供は、成長して大人になった時に、経済的に余裕がある生活や家庭を持つことができる可能性は高い。

 

逆もまた。

 

今の日本は、地域によって社会格差が。

教育格差が。経済的格差ができてしまっている。

そしてループする。

 

社会格差の解決は難しい。

全ての一部上場二部上場企業が本社を各離島や山村僻村に移さない限りは厳しい。

それなら離島や山村僻村で起業して産業おこさないとね。

人いないけどね。HAHAHA。

 

 

 

経済的貴族制な今の日本だけど、教育格差はなんとかしたい。

そこだけはなんとかなる。

現場の先生だけじゃ無理。家庭の協力があってもまだ遥か遠い。

それなら地域全体で?それでも届かない。

外部から人呼ぼう。誰でもいいわけじゃない。

 

 

 

そんなSOSを受けて

僕は久米島にやってきた。

 

 

これからよろしく、久米島

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